クリスマスイブ。
ケーキは毎年・田園調布「レピドール」 の17センチのデコレーション。
家族全員ここのクリスマスケーキ、大好き。
ホワイトチョコレートなどで作られたデコレーションも美味。こちらは愚息が全部たいらげる。
「レピドール」は2階に喫茶ルームも併設、絵本作家の葉祥明さんがよく打ち合わせ場所として指定される。
午後の喫茶ルームは、近隣のおば様方で溢れかえっていて、女性客度97パーセント。僕などは異分子である。
こういう場所は慣れていないので、背中がむずむずしてしまう。紅茶なぞを啜りながら葉さんを待つ間、資料に目を通してもなかなか集中できず、ついきょろきょろと周りを盗み見みして、怪し度を高めたりしていた。
赤羽の居酒屋なら大丈夫なのだけれど。
もう7~8年になるだろうか。ちょうどクリスマス前の時期、レジのところでケーキを予約する人が後を絶たない状況を目にした。会社帰りの男性も多く、今年もお願いね、という感じで名前・電話番号などを告げていた。
それでは、ということで僕もなんとなく一番小さいのを予約したのが最初。
クリスマスイブの夜に、お店でケーキを受け取りぶら下げて家路に着くのは、少し照れくさくもあり、また「父ちゃん」という感じで、嬉しくもある。
とにかくスポンジケーキ、クリームともに絶妙のコンビネーション。妻、一口食べて「おーいしーい!」と、毎年倒れそうになる。倒れそうになりながらも、8カウントで復活し、一人で2分の1をぺろり。
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