珍しい赤ねぎに初めてご体面 塩焼きに。皮は香ばしく、あまーい中身に舌がとろける。
あとで調べてみたら、僕の大好きな庄内地方の特産らしい。庄内には、京野菜とはまた一味違う、地味だけれどしっかりと真面目で、そしてしみじみ美味しい作物が多い。「すごいだろ」とひけらかさない姿勢が感じられまことに好ましい。藤沢周平的。
塩焼きにしていただいたのだが、中の肉が下仁田ネギ以上にとろとろとしていて、そして甘い。今まで食べたねぎでは、スペイン・アンダルシアの山の中にある、イシイタカシさんのアトリエで暖炉で焼いていただいた西洋ねぎに近い感じ。舌が喜んでました。
喜びすぎて、ワインを暴れ飲み、勢いあまって渋谷で下車、数ヵ月ぶりの「のんべえ横丁」。最後は、なぜか新丸子で焼酎。
Vasso nielのトイレに活けてあったセンスのいいお花、モノクロだとメイプルソープになりそう。あえてペーパーも一緒。
この日記を見た、わが尊敬する加藤仁先生から「君、毎日楽しそうにやっているようだが、仕事もしっかりやりたまえ」というメール。なるほど、自分でも読み返してみるとそうご進言されるのもむべなるかな。でも、先生、仕事もやっておりますぜ。
ただのよっぱらないにならぬよう努力です。
しかし、やはり少々飲みすぎた金曜日ではありました。
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