2008年3月1日土曜日

夢が届いた

 1月にある会合でP社のS社長にお会いした。その際、息子がその社で出版している、子どもの間では超有名なベストセラー作家の大ファンであることをお伝えした。S社長は「だったらサイン色紙を送るから、名刺の裏に息子さんの名前を書いておいて」と言って、ぼくから息子の名前を裏書した名刺を受け取った。
 そして、にやりと笑って、「すぐに手配するから、万一届かないようだったら、催促の電話頂戴ね」と付け加えられた。
 その後、別の新年の会などでS社長のお姿をお見かけする機会が幾度かあったのだけれど「まだ届いてないんです」なんてあつかましく督促なんてできません。初対面だったS社長に、こちらから図々しく「子どもがファンでして」、などと声をかけたものなのだから。
 そして、数週間後、P社の方から電話が入ったとの伝言。タイミングが悪く、何度か電話をいただいた後やっとお話しすることができた。「○○○の色紙は届いているでしょうか」というお問い合わせ。まだ手にしていないことを恐る恐る伝えると、「やっぱり、、、そうでしたか、本当にすみません。社長のSが大変気にしていたのでご連絡差し上げました。ちょっと手違いがあったようです。」とのこと。多忙なはずなのにとても丁寧な対応。さすが日本中の子どもたちがファンになる書籍のご担当、とてもきちんとされたあたたかい感じの方でした。わがまま言ったのはこちらのほう、本当に恐縮です。
 そして、翌日、、、。届きました!編集ご担当者の心のこもったお手紙とともに息子の名入りの色紙が。息子は飛び上がって大喜び。そして、「正夢だぁ」と叫んだ。どういうこと?と聞くと「ぼく、おととい、この色紙が届く夢を見たんだ」という。
10歳の息子にとっては一生忘れない出来事となったはずです。
S社長、ご担当者様、そして○○○○先生。ありがとうございました。

家族全員が、幸せな気持ちになった土曜の朝でした。

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