2008年3月20日木曜日

エルトンよりはビリーかな?

 今日も昨日に引き続き舞台、といっても愚息のピアノ発表会。通っていた幼稚園のすぐとなりにピアノ教室があったので、5歳の頃から数人の友達と一緒に通い始めた。男の子なので、学年が上がるごとに同級生の数は減り、今残っているのは息子ともう一人の二人だけになった。その子は、入室当初から息子と比べるとあきらかに”ピアニスト”という風貌、技術もしっかりしていて、この子は長く続けるのだろうなと感じさせる子だった。翻ってわが息子は、冒頭の写真のような段ボールロボット系(?)、たぶん小学校に入る頃には「やめる」と言い出すと思っていたのだけれどもなぜかいまだに続けている。親父としては、高校やあるいは大学生になって、ロックバンドかなんかに興味を持ったときに「あいつ一応キーボード習ってたらしいぜ」と言われるくらいになれば良いかな、とは思ってはいたけれど。  それほど、音楽が好きだとは思えないので「おまえ、ピアノ別にやめていもいいんだよ」と言っても「特に辞める理由ないから続けるよ」という感じの応え。子どもにとっての、親からの「いやなら、やめてもいいよ」という言葉は、「やめるな」と同義語である、と聞いたことがあるけれど、彼の場合はどうなんだろう。
 それでも、ステージに立ってピアノと向かい合うわが子をみると「お前、かっこいいな」と言ってあげたくなってしまう。
 まあ、いつまで続くかわからないけれど、エルトン・ジョンになってくれるよりはビリー・ジョエルのほうがいいかな? と妄想する今日この頃。

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